兵庫県佐用町 水根部落「村八分」人権侵害事件裁判

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SINCE 2001.1.1
Last update 2001.10.21


事件のあらまし

この事件は兵庫県佐用郡佐用町水根部落という戸数7戸の小さな山村で起こった「村八分」による人権侵害事件です。
「村八分」を行ったのは「総代」と呼ばれる部落の代表であり、行政の末端にあたる公人でした。
その総代は他の5戸と共同で原告宅への一切の行政サービスを拒否、公報の配布をしないばかりか、
行政から配布される金品の配布や行事の連絡、消火栓設置の立ち会いなども拒否し続けました。
この「村八分」状態は一審二審判決に関わらず、1992年から現在に至るまでなお継続中です。

このような状態になったのは、水根部落のある石井地区にあった小学校の統廃合問題が発端でした。
原告は統廃合反対のリーダー的存在(現佐用町町議)であり、被告の元総代は賛成派のリーダーの一人でした。
賛成派の元「総代」は反対派リーダーである原告を「村八分」にしたのです。
封建的な土地柄を強く持っている山間の小さな部落では「総代」は絶大な権力を持っています。
残念ながら、今日の市民社会にあっても、このような封建的な「いじめ」の風土がまだまだ残っているのです。
信じられないことに、被告の元「総代」は自分の裁判費用を他の5戸に頭割りで負担させようとさえしています。

一方、責任の一端を担っている町行政は弁護士会人権擁護委員会の是正勧告があったにもかかわらず
このような状態を長年にわたって放置してきました。

裁判は、一審、二審ともに原告勝訴でしたが、いずれも事実認定において誤りがあるばかりか
この事件が「人権侵害」事件であるという認識が欠如しており、不十分なものでした。
現在、裁判は最高裁に上告中です。
裁判資料は判決文も含めて順次充実させていく予定です。


裁判資料


マスコミ報道資料


石井小学校統廃合問題関連資料
(準備中)


リンク
佐用町役場
佐用郡広域行政事務組合
神戸(現兵庫県)弁護士会人権擁護委員会


写真
(写真をクリックすると大きくなります)
mizune_1
山間にある水根部落(1992年)


統廃合反対運動を担った人々(1992年)
※プライバシー保護のためぼかしてあります。




原告と人権侵害の中で
亡くなった老母(1994年)

統廃合反対運動が活発だったの頃の
石井小学校(1994年)



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佐用町町議会議員
佐用オンブズマン協議会代表
坂本 諭
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